Tomcat のインストール

このページでは Windows に Tomcat をインストールする手順を説明します。

環境変数の設定

注意! 環境変数を変えるときは元に戻せるように、元の値を保存してから作業しましょう。

JAVA_HOME システム環境変数

まず JDK のルートディレクトリを、JAVA_HOME という名前のシステム環境変数に設定します。

PATH システム環境変数の変更

JAVA_HOME 環境変数を登録したら、PATH システム環境変数への JDK に対するエントリも %JAVA_HOME%\bin にしておくと良いでしょう。

このスクリーンショットの例では、もともと C:\jdk\1.6.0_19\bin として登録されていた箇所を、 %JAVA_HOME%\bin に書き換えています。

PATH 全体を書き換えてしまわないように十分に気をつけてください。

Tomcat のインストール

Tomcat のバイナリをダウンロードしてインストールするには以下の二つの方法があります。

  1. zip アーカイブをダウンロードして展開する
  2. インストーラをダウンロードしてインストールする

このページでは zip をダウンロードする方法を説明します。

インストール手順

Tomcat のサイトから希望のバージョンの zip をダウンロードします。 このインストール例では Tomcat 6.0.26 の 32bit 版をダウンロードします。

それを適当なディレクトリに展開すれば完了です。

このページでは C:\tomcat\6.0.26 に展開します。

動作確認

Tomcat を開始するには Tomcat のインストールディレクトリの下の bin ディレクトリ内の startup.bat を実行します。 また、終了するには shutdown.bat を実行します。

初回起動時には以下のようなダイアログが表示され、ネットワークアクセスの可否が聞かれますので、 接続を許可してください。

標準で 8080 ポートで動作を始めますので、ブラウザから http://localhost:8080/ へアクセスして、 次のような画面が見えれば OK です。

これで Tomcat の動作は確認できました。

Eclipse を使っている場合は、Eclipse 用の Tomcat プラグインをインストールしておくと便利です。

» Eclipse プラグイン Sysdeo Tomcat の設定

ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。SNS 等でこの記事をシェアしていただけますと、大変励みになります。どうぞよろしくお願いします。

© 2024 Java 入門