Java の各種ライブラリ
Java が成功している要素として、豊富なクラスライブラリの存在があげられます。
なんでも一から書くのではなく、既存のクラスライブラリを上手に利用しつつ、 その上に自分のオリジナルのプログラムを開発することによって、品質が高く、高機能なソフトウェアを、素早く開発することが可能となります。
ここでは Java の標準ライブラリに含まれているクラスライブラリから、サードパーティの各種ライブラリまで様々なライブラリを紹介します。
- JavaFX による GUI
- ControlsFX
- Java のコレクションインターフェイス
- jSerialComm による Java のシリアル通信
- Swing による GUI
- Java による XML 操作
- Java でのデータベースの利用
- 2D グラフィックス
- Web サービス (Java SE 9 で削除)
ライブラリの利用を試みてエラーが発生する場合のエラー
基本的な JDK に含まれないライブラリを利用する場合に特に気をつけることは、実行時に必要なライブラリが無い場合は、下記のように ClassNotFoundException が発生することです。
Exception in thread "main" java.lang.NoClassDefFoundError: org/apache/xml/serialize/XHTMLSerializer at org.owasp.validator.html.AntiSamy.scan(AntiSamy.java:107) at TestApp1.main(TestApp1.java:21) Caused by: java.lang.ClassNotFoundException: org.apache.xml. serialize.XHTMLSerializer at java.net.URLClassLoader$1.run(URLClassLoader.java:202) at java.security.AccessController.doPrivileged(Native Method) at java.net.URLClassLoader.findClass(URLClassLoader.java:190) at java.lang.ClassLoader.loadClass(ClassLoader.java:307) at sun.misc.Launcher$AppClassLoader.loadClass(Launcher.java:301) at java.lang.ClassLoader.loadClass(ClassLoader.java:248)
このような場合は、どのクラスが見つからなかったのかを確認し (上の場合、org.apache.xml.serialize.XHTMLSerializer) ダウンロード、インストールしてください。
通常、 JAVA_HOME/jre/lib/endorsed ディレクトリ以下に必要な *.jar ファイルを配置すれば OK です。