Java の入出力

入出力ストリームってなに?

これまで C 言語などでプログラミングをしてきた人は、きっとファイルを操作しようとして FILE* などがないことに驚くかもしれません。

Java ではファイルやソケットなどの入出力は、入力ストリーム (Input Stream)、あるいは、出力ストリーム (Output Stream) として扱います。 読み込む元が入力ストリームで、書き出す先が出力ストリームです。

そして入出力ストリームに対して、読み込みを行うリーダー (Reader) や書き込みを行うライター (Writer) が用意されています。

こうした方式の優れているところは、ストリーム (読み込み元や書き出す先) が必ずしも伝統的なファイルハンドル (ファイル、ソケット、パイプ等) と限らず、 メモリ上の単純なバイト列だったり、あるいは別のストリームであったりするところがあげられます。

こうすることによってデータの入出力が、それがファイルであろうとメモリブロックであろうと、同様に扱えるようになるわけです。 また、多機能なストリームを数珠つなぎにすることによって、各種データをバッファリングしたり、GZIP したりできます。

ここではテキストファイルやバイナリファイルの入出力を行うことによって、基本的なストリームやリーダー・ライターの使い方を見ていきます。

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